あいまいな喪失の2つのタイプ

あいまいな喪失とは

Type1  心理的には存在しているのが身体的には存在しない状況


「Leaving without Goodbye~「さよなら」のない別れ~」という言葉に代表される以下のような喪失をさします。

 

*カタストロフィックな状況の喪失

 行方不明、失踪、遭難、誘拐、痕跡不明な喪失、など

*より一般的な喪失

 離婚、養子、移民など

 

 

Type2 身体的には存在しているのが心理的には存在しない状況


「Goodbye without Leaving~別れのない「さよなら」~」という言葉に代表される以下のような喪失をさします。

 

*カタストロフィックな状況の喪失

 アルツハイマー病やその他の認知症、頭部外傷、薬物やアルコール依存、抑うつ、など

*より一般的な喪失

 大切な人の不在、ホームシック、ワーカーホリックな人など

 

注)「カタストロフィック」とは、その人のいる環境に多大な変化が起こる悲劇的な状況をいいます。