Pauline Boss博士の翻訳書

役立つ情報
【翻訳書01】パンデミック、災害、そして人生におけるあいまいな喪失:終結という神話

本書は、コロナ・パンデミックによって人々が経験した「あいまいな喪失」について、ポーリン・ボス博士が、独自の視点で書き下ろした力作。ボス博士は、変化とストレスの多いこの時代に、私たちが探し求めるべきものは、喪失の痛みを終結させることではなく、喪失のあいまいさとともに生き、新たな人生の希望や意味を見出すことであると、本書の中で説いています。パンデミックのみならず、災害や人生のさまざまな出来事によるあいまいな喪失への対処に役立つ一冊です。

 

原 著

The Myth of Closure: Ambiguous loss in a time of pandemic and change

和 題

パンデミック、災害、そして人生におけるあいまいな喪失~終結という神話~

著 者 

Pauline Boss(ミネソタ大学名誉教授)

監訳者

瀬藤乃理子(福島県立医大)、小笠原知子(金沢大学)、石井千賀子(石井家族療法研究室)

出版社

誠信書房 (2024年3月発刊)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【翻訳書02】「あいまいな喪失とトラウマからの回復~家族とコミュニティのレジリエンス~」

この本は、JDGSのメンバーが中心に監訳・翻訳に関わりました。あいまいな喪失に苦しむ人たちへの家族単位、コミュニティ単位での介入プログラムを紹介しています。悲しみを決して終結することのない状況に対し、レジリエンス(回復力)を高め、希望を再発見することに重点を置いた支援・・・Pauline Boss博士の豊富な経験に基づいた支援をする人たちに必ず役立つ一冊です。

 

原 著

Loss, Trauma, and Resilience. Therapeutic Work with Ambiguous Loss

和 題

あいまいな喪失とトラウマからの回復 ~家族とコミュニティのレジリエンス~

著 者 

Pauline Boss(ミネソタ大学名誉教授)

監訳者

中島聡美(武蔵野大学)、石井千賀子(TELLカウンセリング、石井家族療法研究室)

出版社

誠信書房 (平成27年2月発刊)

 

【翻訳書03】 「認知症の人を愛するということ ~あいまいな喪失と悲しみに立ち向かうために~」

この本は、「あいまいな喪失」の中で、Pauline Boss博士が「別れのないさよなら」と名づけた認知症の方を介護する家族の喪失と、それに向きあっていくための指針が書かれた本です。

 

原 著 

Loving someone who has dementia: How to find coping with stress and grief

和 題

認知症の人を愛すること  ~曖昧な喪失と悲しみに立ち向かうために~

監訳者

和田秀樹(国際医療福祉大学大学院教授)

出版社

誠信書房 (平成26年5月発刊)

 

【翻訳書04】 「さよならのない別れ 別れのないさよなら ~あいまいな喪失~ 」

Pauline Boss博士は、長年ファミリーセラピストとして「あいまいな喪失」を体験した人々のケアに携わり、実践と研究を積み重ねてきました。「実践で役に立たない理論であってはならない」と述べるBoss博士が、家族の物語を通して「あいまいな喪失」を丁寧に解説している貴重な一冊です。

 

原 著

Ambiguous Loss: Learning to Live with Unsolved Grief

和 題

「さよなら」のない別れ 別れのない「さよなら」-あいまいな喪失

著 者

ポーリン・ボス(ミネソタ大学名誉教授)

翻訳者

南山浩二(成城大学教授)

出版社

学文社 (平成17年4月発刊)